- 購入する
- 物件購入までの流れ
住宅情報誌や折り込みチラシ、インターネット等を活用し、情報収集をしましょう。
限られた予算、限られた時間の中で、理想のマイホームを探すために、実際の暮らしをイメージしながら、希望をピックアップし、その希望条件に優先順位をつけていきます。
また、進学や転勤、引っ越しの時期が決まっている場合は、購入予定時期も想定しておきましょう。
不動産購入にかかる総額をしっかりと把握し、資金計画を立てましょう。
自己資金には物件の価格以外に諸費用も含めて考えます。
諸費用の合計は、購入価格の約6~9%程度が目安と考えられます。
諸費用の内訳
印紙税、登記費用、固定資産税、都市計画税、不動産取得税、登録免許税、火災保険料、ローン事務手数料、仲介手数料、引越等の費用
※諸費用は、契約締結時に必要な資金・引き渡し時に必要な資金・引き渡し後に必要な資金、となりますので、売買契約から引渡しまでの間に順次必要となります。
また、住宅ローンを組む場合は、物件価格をふまえながら返済方法も決めていきます。
金融機関やローンの種類(変動・固定)や年数、繰り上げ返済の方法など、担当者にご相談ください。
実際に現地で建物の状態や周辺環境を確認しましょう。
また、各自治体のホームページで、住宅支援や子育て、医療、防災・防犯など、暮らしに役立つ情報を得ることができます。
! checkpoint 周辺環境
・駅からの距離や移動手段
・通勤・通学時間はどれくらいか
・昼夜の雰囲気・騒音はどうか
・日常の買い物の利便性はどうか
・近隣に公共施設はあるか など
! checkpoint 建物
・建物の外装はどうか
・駐車場や駐輪場はあるか
・居室の広さや採光はどうか
・生活動線はスムーズか
・収納の量は足りているか
・ライフスタイルの変化に対応できる間取りか など
基本的に、申し込みは書面で行います。(書面は、購入申込書や買付証明書などと呼ばれており、各不動産会社によって呼び方が異なる場合がありますが、内容は同じです。)
住宅ローン事前審査
購入申し込みをした後、売買契約の締結前に住宅ローンの事前審査(仮審査)をすることが多いです。
この住宅ローンの事前審査は、売買契約の後に住宅ローンの本審査が通らないと契約等の手続きが無駄になってしまいますので、契約前に住宅ローンの融資を受けられそうかを確認するために行うものです。あくまで、事前審査ですので、この事前審査で融資可能の見込みとなったとしても、本審査(住宅ローンの正式な申し込み後の審査)で融資不可という結果が出る可能性も稀にあります。ですが、事前審査で融資可能だと判断された場合、本審査を通過できることが一般的です。)
※お急ぎの方や弊社へのご来店が難しい方は、物件購入申込みフォームをご活用ください。
購入申し込みが受理され、住宅ローン事前審査(融資可能の見込み)が出た後に、契約日を決めて売買契約を交わすことになります。
ご契約時に、重要事項の説明、不動産売買契約の締結を行います。
重要事項説明
重要事項説明は、物件についての重要な事項を説明することです。
仲介を行った宅建業者が宅地建物取引主任者をして「重要事項説明書」により説明を行います。
重要事項説明書には、登記簿に記載の権利関係、物件概要、代金授受の方法、契約解除の場合の規約等、が記載されています。
※「重要事項説明書」に記載される内容は、用語も内容も難しいことが多いので、ご不明な点がある場合、必ず担当者にお確かめください。
不動産売買契約
不動産売買契約書を用いて契約を締結します。
不動産売買契約書には、取引内容や当事者の権利・義務など、条件交渉で合意に達した事項を盛り込み、売主様・買主様双方に交付します。
契約内容を確認後、双方ご署名ご捺印をいただき、買主様が売主様に手付金をお支払いいただきましたら、無事契約成立です。
不動産売買契約の締結後は、契約書の記載内容に基づいて、双方の権利や義務を履行することになります。
義務に違反すると違約金の支払いが必要になる場合もありますので、不明な点は必ず担当者にご確認ください。
売買契約時に必要なもの
・印鑑
・手付金(売買価格の1割が目安です)
・実印
・仲介手数料の半金
・収入印紙代(売買金額によって額面が異なります)
・ご本人確認資料(運転免許証など)
住宅ローンの融資の承認によって、不動産購入時における残代金の支払い(決済)を行い、鍵の引渡しを受けます。(鍵の引渡しと残代金の支払いは同日に行います。)
引渡しの日には、買主が売主へ残代金を支払い、売主が買主に物件の鍵を渡します。
買主が残代金支払いのために住宅ローンを利用する場合には、銀行で借入を行い、その場で売主に残代金を支払うので、金融機関で引渡しを行うことが多いです。
不動産登記は、通常、司法書士が引渡し・決済日の当日に書類一式を揃えて法務局で申請します。内容は、所有権の移転(新築住宅なら保存)と、住宅ローンを利用する方には、併せて抵当権の設定を行います。
残代金支払い時に必要なもの
・残代金
・仲介手数料の残額
・登記費用
・固定資産税・都市計画税等の精算金
・住民票
・実印
※これ以外にも必要になる場合があります。
お引っ越しのお見積もりや荷造り・搬出・輸送・養生・搬入・セッティングまでサポート致しますので、ご相談ください。
またお引っ越しの際の、家財の一時保管や不用品回収等にもご対応しております。
万が一の場合に備え、引越し保険付き(東京海上日動火災保険㈱)ですのでご安心ください。
確定申告(住宅ローンの控除)
住宅ローンでご自宅を購入された場合、所得税が還付される「住宅ローン控除」(住宅借入金等特別控除)が受けられる場合があります。
住宅ローン控除の適用を受けられる方は、ご入居後、確定申告の手続きが必要です。確定申告は、入居した翌年に行います。